最高の演奏届けたい 期待のピアニスト4人と協演 千葉県少年少女オーケストラ音楽監督・佐治薫子さん 【夢の出会いコンサートvol.2】

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 結成22年目を迎えた千葉県少年少女オーケストラと、ちば音楽コンクール(音コン)の歴代入賞者が協演する「夢の出会いコンサートVol.2」が17日、千葉県文化会館大ホールで開催される。音コンで入賞し、今後の活躍が期待される若いピアニスト4人が、それぞれロマン派のピアノ協奏曲を演奏。10~20代の団員でつくる同オーケストラと至上のハーモニーを届ける。1996年の結成時から同オーケストラ音楽監督を務める佐治薫子さんに、本番への意気込みなどを聞いた。

 -本番に向け団員の調子は。

 「別の複数のコンサートと並行して練習しなければならず、大変。団員が良い演奏をできるよう、一日一日の練習を工夫していくのが自分の仕事。みんな17日のコンサートのために全力投球している」

 -オーケストラの方針や目標は。

 「『よい音で、よい演奏を』がオーケストラのモットー。お客さんに喜んでもらえる演奏をするには、限られた練習時間の中でも絶対に手抜きをしないことが大切。団員も理解して頑張っている」

 -指導する上で大切にしていることは。

 「教員時代に全国優勝は何度も経験したが、常に心掛けているのは競争しないこと。自分たちで一番美しい音をつくり、感動してもらえるような演奏をする。指導の考え方はずっと変わっていない」

 -22年間で苦労したことは。

 「大変なことはしょっちゅうある。子ども一人一人に異なる境遇があり、通っている学校や年齢もさまざま。時代も移り変わっていく。それでも大事なく、これまで続けられたことが幸せ」

 -本番で演奏する4曲の魅力を教えてください。

 「シューマン、チャイコフスキー、グリーグ、リスト、どれも大曲。作曲者によって静かな曲から激しい曲まで、それぞれ特徴がある。素晴らしい曲がそろっているので楽しみに聴きに来てほしい」

 -コンサートの聴きどころは。

 「全てが聴きどころ。これから活躍が期待される若いピアニストたち4人が実力を発揮する。オーケストラはピアニストが思いきって良い演奏をできるよう意識しながら、バックの音を出していく」

 -本番に向け、意気込みを聞かせてください。

 「来場する皆さんに最高の演奏会を届けたい。(2014年の)第1回も最高だったが、今回はさらに良いものを目指す」

      ◇       ◇

 次回以降はピアニスト4人と指揮者を紹介。「夢の出会いコンサートVol.2」は17日午後2時開演。全席指定千円、当日券あり。主催=千葉日報社、千葉県文化振興財団▽後援=千葉県、県教育委員会▽協賛=千葉測器。

 問い合わせはコンサート事務局(千葉日報社内)(電話)043(227)0055。

◇さじ・しげこさん 千葉大学教育学部音楽科卒。小中学校教員として40年間音楽教育に情熱を注ぎ、全国コンクールで40回以上優勝に導いた。ウインドミルオーケストラ音楽監督も務める。千葉県文化功労表彰や地域文化功労者表彰(全国)などを受賞。木更津市生まれ。